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2011年12月3日土曜日

『お兄ちゃんの部屋』公開オーディオコメンタリー

渋谷タワーレコードB1にて、入江悠監督作品『劇場版神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』のDVD発売記念イベントが。DVD収録のスピンオフ短編『お兄ちゃんの部屋』の公開オーディオコメンタリー&トークショーということで、入江悠監督、神聖かまってちゃんのmonoくん、ちばぎん、みさこさんがゲスト。
(写真は、イベント後の楽屋にて)

『お兄ちゃんの部屋』に主演した僕としては、メンバー3人が僕の演技にどのようなことを言うのかが気になった。本編のオーディオコメンタリーでは「いっつもニット帽被ってる」「胸毛が」「目の下にクマが」「大西ライオン」と散々な言われようだったので、やはり生で確認したいところなのだ。

会場に着くと、客席にはズラーっとイスが並べられてあり、何かの儀式でも行なわれるかのような厳粛とした雰囲気に少しばかり噴出した。楽屋におじゃますると神聖かまってちゃんのメンバーとスタッフの成田くんが5日後に開催される謎に包まれたイベント『謎の日』の話し合いをしていた。話を聞くだけでもレア感満載のライブが観れるだろう。monoくんとちばぎんが意を決した姿が拝めそうだ。

ポニーキャニオンの布川さんの案内のもと、イベントがスタート。
まずはゲストが一人一人が挨拶。ちばぎんが「こんなコアな会にお越しいただいて」と言っていたが、確かに普段のオールスタンディングのライブとは違い、会員制の儀式のような着席の会場の雰囲気がまさにコアだった。
『お兄ちゃんの部屋』の上映が始まる。
自分の顔面(目は見えないように撮影しているが)が大写しになるのはやはり慣れない。相変わらずヒゲ濃いなあという気持ちが物語のジャマをする。そしてメンバーのコメンタリーもジャマするかのごとく、コメントを。ちばぎんが「この短編をまだ観てない方」と尋ねると客席では結構な数の挙手が。「じゃあ、どんどんジャマしていきます」とちばぎんの宣言通り、内容にはあまり関係ないコメントもちらほらある中でコメンタリーは終了。いつものメンバー3人の雰囲気と、入江監督の解説により、短編がより一層深みを帯びた。というわけでもないけど、とにかくちばぎんが「気持ち悪い」を4回くらい言っていた。

その後はフリートーク。ツアーから帰ってきた神聖かまってちゃんの近況など。
入江監督の振りにより、竹内がそのままトークに参加。ステージに上がり、短編のエピソードやかまってちゃんについての話を。あまり上手く喋られず、予想通りだが、挙動不審になってしまった。というのも、なんだか事態の急激な変化に動揺しちゃって(短編の中のセリフ)。
メンバー3人が今後やってみたい役を尋ねると、みさこさんは気持ち悪い女の子の役、ちばぎんは地球を滅亡させるような悪役、monoくんは車に轢かれる役をやりたいらしい。入江監督はパニックモノの映画を撮りたいとのこと。
最後はmonoくんが威勢よく「お兄ちゃんの、部屋ー!」と掛け声を出して締めようとするが、見事に沈黙が流れる。間の取り方、話す内容といい、いつもの神聖かまってちゃんメンバー3人の会話だった。
イベント後は下北沢で自分の霊能者パフォーマンスがあるので、あまりゆっくりせずに楽屋を出る。みさこさんとちばぎんが「(竹内の映画の)脚本を書いてみたい」と言っていた。

以下、オーディオコメンタリーの文字起こしになります。(短編をご覧になっていない方はネタバレになるので、ご注意ください)

望遠鏡の中に映りこむ女性。
mono「脚がキレイ…」
兄の携帯が鳴る。
ちばぎん「気持ち悪い携帯電話ですね。これ、役者さんの私物なんですよね。気持ち悪い携帯電話ですね」
みさこ「子供携帯みたいなね」
入江「これ、主演の人は竹内君っていう、かまってちゃんには馴染みのある…」
ちばぎん「そうですね」
入江「ファンの人の間でも有名なんですか?」
ちばぎん「そうですね。最近ファンになった人は知らない人も多いかも知れないですけど」
mono「あまり前に出ないからね」
ちばぎん「昔から知っている人はだいたい…」
入江「ちょっと簡単に、どんな人なのかを」
ちばぎん「えっと…突如として現れたかまってちゃんの追っかけですね。映像を撮ってニコニコ動画とかYOUTUBEとかにアップしてくれる係をして」
みさこ「その前はしょこたんの追っかけとかもしてて。でも、しょこたんにも認知される存在にもなったっていう」
ちばぎん「追っかけなんですよね、ほんと」
入江「結構初期から、屋根裏とかも撮ってますよね」
ちばぎん「ほんと、今だからこそこうやってdisってますけど、ほんとに竹内さんがいなければ今のかまってちゃんはいなかったかも知れないという。竹内さんが撮った動画を見てかまってちゃんを知った、っていう人がほんとに多いですね」
入江「その人が短編の主演をやってるという。ある意味、かまってちゃんメンバーよりもセリフが多いですからね」
みさこ「しかも長いセリフっていう」
ちばぎん「セリフどころか出てる尺自体も長いんですね」
mono「役者…役者だなー」
ちばぎん「ん?今そんな話してたっけ?」
携帯で喋っている兄。
ちばぎん「竹内さん、実際に喋ると関西弁なんですよね。それを無理矢理標準語にしているっていう」
みさこ「だから変な棒読みみたいになってる」
ちばぎん「でも実際の竹内さんを知らない人は気にならないと思うんですけど、ほんとにリアルに知ってる人と、標準語の竹内さんはほんとに違和感しかない」
入江「そうそう。結構ね、自然に訛ってきちゃって。矯正したんですよ」
ちばぎん「このスピンオフって20分くらいあるんですけど、最初の15分は違和感しかなかったですね」
入江「最後の5分で…」
ちばぎん「巻き返す感じですね」
入江「もう、何年くらいかまってちゃんを追いかけてるの?」
ちばぎん「2年…半くらいですかね?」
みさこ「もっとあるんじゃないの?3年…」
mono「3年くらいいってるんじゃないかな…」
ちばぎん「どう…だろうね。でも2年半くらいかな」
mono「たぶん合ってると思うよ」

部屋の向こうから妹の声がする。
みさこ「これ初めて観させていただいた頃はまだ完成していなくて、ふみちゃんの声が入ってなくて。監督が口で言ってくれたんですよね」
入江「そうそう。あと、これ服とかも竹内君の私物なんですよね」
みさこ「残念な…残念な感じのね」
兄の布団の傍にお菓子の袋やマンガ本が転がっている。
mono「あれ、スッパムーチョかな」
ちばぎん「のりしおにも見える」
mono「のりしおかなぁ?」
入江「あと、あそこに置いてあるのは『ウシジマくん』ですね」
みさこ「ほんとだ。『ウシジマくん』読んじゃうと何もしたくなくなりますね。生きるの辛くなりますね。オススメですけど」
入江「ちなみにこれ、僕の実家なんですよ。僕が10代の頃に若干引きこもっていた部屋で」
ちばぎん「へー!ほんとに引きこもってた部屋で撮影したんですね」
みさこ「でも引きこもってる割にはキレイですよね」
入江「撮影三人くらいだったんで、ウチにあるものをかき集めて」

兄がゴミ袋を持って下の階にこっそり降りてくる。冷凍食品を温め中の電子レンジの前で足をバタバタさせている。
mono「これ、誰にも会いたくないんですよね」
入江「そうそう。家族今誰もいないんですけどね」
みさこ「(足のバタバタに)おしっこ行きたいみたい…」
ちばぎん「…ほんとに気持ち悪いですね(笑)」
mono「でも顔は映らないんですね」
入江「やっぱり本編で顔を映さないぶんね。なかなか、映画で顔を映さないっていうのは無いんですけどね。顔が映ったらNGっていう」
部屋に戻ってくる兄。お菓子の袋が散らばっている。
mono「スッパムーチョじゃなかったな…」
レンジで温めたラジニアを夢中で食べながら、インターネットでゲームの攻略ページを見る兄。
みさこ「これだけじゃ絶対足りないですよね」
入江「竹内君、すごい猫舌で。めちゃくちゃ熱い熱い言いながら。どうでもいい情報ですけど」
ちばぎん「ほんとはこんなインターネットやってる場合じゃないくらい熱いっていう…」
入江「そうそう。ちょっと火傷したっていう」
mono「役者魂だ…」

一人、部屋で踊り狂う兄。
ちばぎん「色、白いですね…」
入江「昔、iPodのCMでこんなのありませんでしたっけ」
ちばぎん「ありましたね!」
みさこ「そんなイメージだったんだ…」
望遠鏡で女性を眺めながら電話している兄。
ちばぎん「でもこれ…引きこもって趣味が美女観察とかほんと終わってますね
みさこ「本当に終わってますね」
ちばぎん「救いようがない…」
望遠鏡の中の様子に驚く兄。電話相手に「ちょっと今、ドルが動いたから…」と説明する。
みさこ「ドル!」
入江「一応、『ウシジマくん』とか読んでるからね」
電話で話し続ける兄。
ちばぎん「やっぱり(発音に)違和感ありますね」
入江「若干訛ってるよね」
男性に平手打ちをする女性。
mono「あいた!」
みさこ「この女優さんは突然決まったんですか?」
入江「これはほんとは予定してた女優さんが来なくなって。それで急遽探したんですよ」
ちばぎん「それでいて、こんなにベストな遠巻き美人を」
入江「あと、竹内君がこれを観て、意外と髪の毛薄くなってるってことに衝撃を受けたそうですね
ちばぎん「あははは!」
mono「それはちょっとリアルだなー」
入江「あと、かまってちゃんの(本編の)撮影って冬だったじゃないですか。設定が冬なんですけど、撮影したのは夏なんで、ちょっと汗かいてるんですよね。髪の毛とかしっとりしてるところとかね」
温めたラザニアをがつがつ食べる兄。
みさこ「あれじゃ足りないですよね…くちゃくちゃ」
mono「これはちょっとなー。きっついなー」
望遠鏡を覗き、ため息をつく兄。
入江「このへんがちょっと、髪の毛が…」
ちばぎん「あーー」
みさこ「言われないと気づかないですけどね!」
ちばぎん「ちょっと、つっこんでいいのかどうか」
mono「ねー。リアルすぎて」
言い争う妹と父の声を聞き、怯えて野球バットを手に持つ兄。
入江「戦闘態勢に」
mono「プラスチックのバットっていう…」
みさこ「絶妙ですね」
入江「あと持ち方がね。上のほう持っちゃうっていう」
妹と父の怒鳴り声が聞こえる。
入江「あと、二階堂ふみがベネチアで賞もらったんですよね。世界的な女優にね」
みさこ「すごいですよねー」
mono「僕らも認知されるんですかね」
暗闇の中、ドアの傍に駆け寄る兄。
入江「これ、よーく見ると汗びっしょりかいてるんですよね」
みさこ「ほんとだ!これ汗だったんだ…」
入江「湿気が高い感じの」
みさこ「大変だったんだ」
入江「monoくんは引きこもったりしなかったんですか?」
mono「僕は引きこもらなかったですね。外に出ないといけなくて。ずっと家にいるのがダメだったんですよね。こう見えて意外と、そうなんですよー」

腕立て伏せをしながら、ドア越しで妹と口頭将棋をする兄。
みさこ「ちゃんと運動するところが偉いですよね」
入江「これがまた、出来なくて」
ちばぎん「腕立てが出来ない?」
入江「カット出すと、"まだやるのか?"みたいな感じで」
mono「息切れを見せない感じでやってますね」
入江「昔、『ベストキッド』って映画があったんですけど。これ、そんな感じのシーンで」
ドアの下にCDが差し込まれる。
ちぱぎん「でもあれ、本編でCDをスッと抜き取る場面があったんですけど、案外これ最後のほうであっさり抜いちゃうんですよね。スッと抜くところが感動的だったのに」
入江「で、一瞬CD忘れちゃうんですよね、このあと。でも本編ってよく考えてみると、普通にCD買ってライブ観に来てるのって、(妹の)イケメンの彼氏だけなんですよね。monoくんも言ってたけど。妹にしても兄にしても、金払ってないですからね」

兄が電話を取り、「(妹の)大事な対局なんだから!」と必死に訴える。
ちばぎん「ここはちょっと棒読みですね」
mono「妹思いだなー」
入江「これ顔絶対上げちゃいけないんですよね」
みさこ「わー、大変ですね」
mono「顔上げちゃったら感動的なシーンも台無しですからね」
CDを抜き取る兄。
ちばぎん「これ!あっさり取るんですよねー。"あ、思い出した!"みたいな。全然決意みたいなの無いんですよね」
望遠鏡の中で女性が数人の男女に囲まれる。驚いて望遠鏡の覗きこむ兄。
ちばぎん「この横顔やばいっすね…」
何もできない自分に落ち込み、ため息をつく兄。
ちばぎん「これ、完全に妹の対局のこと忘れてますよね」
なにげなくCDをプレイヤーに差し込み、ヘッドホンをする。
入江「でも竹内君はやっぱりずっとかまってちゃんを追いかけてきたから、曲にノリ出すタイミングがいいんですよね」
立ち上がり、上着を脱ぐ。
ちばぎん「いい"ガタッ"ですよね」
入江「ちょっと汗ばんでるんですよね」
みさこ「脇の下にすごい汗かいてる…」
入江「誰しも最初に神聖かまってちゃんを聴いたときはこうなるっていう。"ガタッ"って」
mono「なるんですかねー」
望遠鏡の中、数人が女性を取り囲んでちょっかいを出そうとしている様子。女性が必死に抵抗する
mono「なんかこれ、踊ってるみたいに見えますよね」
入江「…いや見えないでしょ(笑)」
ちばぎん「見えないですね全然」
走り出す兄。ドアを開こうとする。
ちばぎん「これまた衝撃的ですよね。サビに行く前に走っちゃうんですね。サビ前にはやる気が出ちゃうっていう」
mono「これ、映画のラストシーンですよね。扉が開くっていう」

望遠鏡の中、兄が走りこんでいく。
ちばぎん「ちっちゃ!」
入江「結構セリフも録ったんですけどね。"僕のアイドルに触るな!"とかいう」
ちばぎん「気持ち悪いですねー!通行人であってアイドルでも何でもないですからね」
エンドクレジット。兄が路上に座り込む。
みさこ「これ『あしたのジョー』みたいですね」
女性が兄のもとへ歩いてくる。
ちばぎん「で、これ帰ってくるのがいいんですよねー」
入江「これね、ほんとに疲れちゃって…竹内君が」
ちばぎん「いやー、素晴らしい。まさかね、本編を観てた人にとっては、最後の扉が開いた理由が美女観察っていう」
mono「でも一応ね、惚れた女性を助けに行くっていう。男らしい感じですね」
ちばぎん「一応やってることは犯罪ですけども」
入江「盗撮してたっていうね。でも神聖かまってちゃんの音源って本編では流してないんですよね。ここだけでは流してるっていう」

(終)

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