たけうちんぐ最新情報


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2012年12月10日月曜日

たけうちんぐ日記 12/6-12/10

12月10日(月) 「船をAM」
ずっと太平洋不知火楽団のDVDの編集をしていた。
なんせテープが50本近くある。これはひきこもりにさせてくれる。おかげで最近コンビニしか行ってない。セブンイレブンには目を瞑っても買い物ができる。やってみた。危険なのでやめたほうがいいし、軽々しく「目を瞑っても買い物ができる」なんて言ってたらあかんわ。
映画紹介の連載をしているウェブサイト「AM-アム-」の犬山紙子さんとまんしゅうきつこさんの対談がおもしろい。まさかこのサイトでこのお二人のトークが読めるとは。というのも、当初連載のための僕のライター名義を「Takeuching」で送った際、編集長さんに「女性向けの恋愛サイトなので…」とTakeuching名義を断られた。たけうちんぐはそんなに卑猥なんだろうか。オシャレなことにローマ字にしたのに。結果、「Michihiro Takeuchi」という女性向けの超オシャレな名前で連載することに。だからずっとあっち側向けだと思っていたので、ここまでこっち寄りの記事が楽しめるとは思わなかった。こっちってどこなんだ。
編集長さんは高校時代、当時僕がやっていたホームページを読んでくれていた。僕がかつて某出版社に入ったのもこの方の紹介がキッカケだった。3年前、周囲に神聖かまってちゃんを強引に薦めてCD-Rを勝手に作って布教活動していた頃も、渋谷屋根裏でのライブを観に来てくれた。今、彼女がこうしておもしろいサイトを運営していることにグッとくる。だからTakeuchingを許してください。
夜、新百合ヶ丘で山戸結希嬢とカメラの受け渡し。ほんとマンガみたいな人だな。ポップでキュートな僕のカメラケースを存分にいじられた。

12月9日(日) 「クレヨンみっちゃん」
ある作業に着手したことで、あらゆることが疎かになる。
しかし、着手を「ちゃくしゅ」とひらがなで書くと、ものすごくかわいいな。「ちゃくしゅ☆」と☆マークを付けると尚更かわいい。ひらがなにすると急激にかわいくなる言葉が多い。鬱病も「うつびょー☆」と書けばかわいいかも知れないし、「うつびょ~ん☆」とちょっとアレンジを加えれば尚更ぬいぐるみにしたくなるほどかわいいと思う。
かわいいといえばクレヨンである。クレヨンというものは大人になるにつれて使わない。どんどんボールペン、マジック、筆ペン、Gペンなどと、クールな佇まいのペンに移行してしまうのである。だからこそ僕は童心を忘れないためにクレヨンを購入したのがちょうど1年前。未使用のまま飾られている状態なのである。「未使用のまま飾られている」ことほどの放置プレイはないと思う。クレヨンがMであれば本当に気持ちいいのだろうが、Sだとしたら逆上されて刃物で刺される恐れがある。トイ・ストーリーの世界で考えたら、赤色のクレヨンと黒色のクレヨンあたりが殺意を覚え、全員を従えて僕を殺害しようと計画するはずである。寝ている間に。留守中に。トイレ中に。いや、殺されるよりもひょっとすると顔に落書きされるほうが恐ろしいのかも知れない。朝出かけるためヒゲを剃ろうとすると、ヒゲのあたりが青く塗られてあるのかも。
クレヨンを敵に回すと恐ろしい。そんな気がするので早いこと僕はクレヨンを使わなければならない。しかし、何を描くためにクレヨンを買ったのかが思い出せない。僕は殺されるのかもしれない。

12月8日(土) 「200,000年後の安全」
一日中家にこもって作業していた。ジョン・レノンの命日。神聖かまってちゃんのの子さんの家に行ったあの日からちょうど2年。色々あったけど気持ちは変わらないし、テレビ番組や大型ロックフェスに出演するミュージシャンがあんなに普通の団地で暮らしていることが重要に思う。
の子さんの『2年』の歌詞の「2年後に今の僕らを笑い飛ばせるように」。「2年」という程良い期間が好きだ。2年ってほんとに微妙に忘れるし思い出せる。人の人との間にも「2年」くらいの距離感がちょうど良いのかも知れない。人のことを強烈に思いやるのは、決して良いこととは限らない。

12月7日(金) 「宮本信子」
うみのての笹口騒音ハーモニカと一緒にナタリーの取材を受ける。
DECKRECのネモトさんとうみのてメンバーとともに下北沢のナタリーへ。会社におじゃますると19時にも関わらず社員の皆さんがごっそりいらっしゃる。社長の大山卓也さんに紹介していただく。これからオフィスが移転するらしく、ごっそりいらっしゃるらしい。「ごっそりいらっしゃる」という言葉が乱暴な表現を無理矢理丁寧した感じで気に入ったので多用した。
今回、大山社長の発案で笹口騒音と僕の対談という取材になった。インタビューは普段はする側なので、される側の気持ちは新鮮だった。自分が発言したことに責任感を背負う。実行し続けなければならない強迫観念さえ生む。だけどそれに抗いたい。言葉はいつでも自分を縛りつける。信念は面倒くさいほど変わりづらいだろうけど、気分はその日その日でコロコロ変わってしまうんだもの。
インターネットでライブ映像を公開する。それを見てくれた方が実際にライブに足を運んでくれたり、CDを買ってくれたりする。神聖かまってちゃんでそれを体験した。うみのてでも肌で感じている。インターネットの力は強い。あまり何も考えずにやり続けているけど、映像を見てくれている人がいて本当によかった。リアルタイムで伝える面において、大山社長は「竹内くんのやってることはナタリーに近いね」と言ってくれた。『ミュージックマシーン』から見続けている自分にとってはもちろん嬉しいお言葉だった。ナタリーはそもそもナタリー信子がボブヘアーなので信頼できる。あと初恋の人にそっくりなのでナタリーのページを開くたびに切なくなる。
写真のカメラマンが、こないだ神聖かまってちゃんのライブ撮影でご一緒した上山さんだった。恐らく年齢が近いので早いことタメ口で話したい。
その後、うみのてメンバーと一緒につんく♂が経営するお好み焼き屋に入った。つんく♂を呼ぶときって♂は発音しなきゃだめなのかな。つんくおす?ふじおかひろしてん?

12月6日(木) 「マエケンヌ」

松江哲明監督から昨年に引き続き依頼を受けた「前野健太ポストカード」が着実と完成に向かっている。
左の画像にある通り、こんな悪ふざけが許されるのだろうか。実は許されてるのだ。松江哲明監督×前野健太に。これは昨年の作品。かれこれ15年近い付き合いになる高校の同級生・大西くんにデザインを託しているけど、彼からはいつも想像の150%くらいのものが送られてくる。今回、僕らの中で前野健太さんはミッションをポッシブルするし癌だし超人だし宇宙の赤ん坊だし不倫してるしゾンビだし。いくら言語化してもビジュアルインパクトには勝てない。大西くんと同じ新聞部だったのは後の人生に影響を及ぼしている。だいたい、ルー・リードの『メタルマシーンミュージック』を部室で爆音で流す高校生と会える確率は少ない。あの頃は公害以外の何者でもないと思ったけど、今、PDFで送られてくる前野健太いじりまくりデータを見てはあの頃の騒音を思い出してちょっと泣けてくる。あの頃の鬱屈は無駄じゃなかったんだ。いやどうだろう。ノイズの中に芸術を見出そうとした中二病気質を思い出し、小さな絶叫をしている。
ポストカードが特典として付く映画『トーキョードリフター』DVDは1月23日発売。これまた大西くんの誕生日という偶然に当たり前の奇跡を感じる。誕生日を覚えている友人が僕にいることを奇跡に思う。

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