たけうちんぐ最新情報


⬛︎ たけうちんぐ/竹内道宏と申します。ライターと映像作家をやっております。 プロフィールはこちらをご覧ください。
⬛︎ 文章・撮影などのご依頼・ご相談はこちらのメールアドレスまでお気軽にお問合せください。takeuching0912@gmail.com
⬛︎ YouTubeチャンネルはこちら→たけうちんぐチャンネル/Twitterアカウントはこちら→

2011年11月29日火曜日

『MOOSIC LAB KICK OFF PARTY!』に水嶋ヒロが

来年3月に開催される若手監督による音楽とのコラボレーション企画の映画祭『MOOSIC LAB KICK OFF PARTY!』にトークで出演しました。場所は阿佐ヶ谷LOFT。
ゲストライブは、大森靖子と笹口騒音ハーモニカ。

考えてみれば人前でマイクを使って話すのはほとんどない。昔、シャムキャッツと共演したときにライブ中にステージに上がらされ、『チャイナは桃色』の「北京の幽霊が」あたりを歌った記憶がある。あれは僕が霊能者パフォーマンスをやっているからという理由で歌わされた。ほんとにその部分だけ。何だったんだ。それ以来だ。
そして画像のフライヤーのイラストは僕が以前描いた女の子だ。どうでもいいけど、これは一年ほど前に付き合っていた人に高校時代の制服を着させてモデルになってもらったイラストだ。変態みたいなことをしているかも知れないが、見るたびに切ない気持ちにさせられてしまう。こういうことしていたから別れたのだろう。

平賀さち枝、北村早樹子、渡辺勝、大森靖子、BiS、笹口騒音ハーモニカ、チッツ、オオカミ と きえ、見汐麻衣、池永正二といった音楽陣。たけうちんぐは笹口騒音ハーモニカとコラボして作品を撮ることになっています。

第1部の監督陣のトークが終わり、岩淵弘樹監督とコラボする大森靖子さんのライブが始まる。イベントの撮影を頼まれていたのでビデオカメラを回す。考えてみれば、撮影してこの後トーク出てまた笹口騒音ハーモニカを撮影するので、疲れる。撮影は神経をピリピリさせるからだ。だからトークは結局自分が何喋ったかあまり覚えてない。
大森靖子さんのライブは観るのも撮るのも二回目。『パーティードレス』にはグッとくる。最後の『さようなら』の「美人キャスターも 僕のヒーローも 青い空も 赤い電車も 大丈夫だよって嘘をつくから 私からさようなら」という歌詞が好きだ。時折髪の毛を振り乱し、顔にかかるその髪が少しセクシーに思えた。岩淵さんもカメラを回していた。

第2部で隣に座られていた内藤瑛亮監督(『先生を流産させる会』『牛乳王子』)がチッツの『メタルディスコ』を主題歌にするということで、少しチッツの話題に触れられたのがよかった。チッツのエピソードは尽きない。阿佐ヶ谷LOFTのスクリーンにチッツの映像が流れるのが快感だった。漫画家の古泉智浩さんがトークゲストで、「ボーカルの人の顔、気迫がすごいですねえ」と。ひっしーとは10年近い仲なので、なんだか不思議な気持ちになった。
今、僕がライブを撮影しているのもチッツのひっしーが「僕らのライブ撮ってくれへん?」と言い出したことがすべての始まりに思う。あんなにステージの上にいない時間が多いボーカルは珍しい。

すべてのトークが終わり、笹口騒音ハーモニカのライブが始まる。
トークでも触れた『うるう年に生まれて』から演奏。予想外のお客さんの多さと、普段出ているイベントとは違う雰囲気に緊張している様子もあった。でも歌が始まると人が変わるくらいの迫力は健在。
空気がガラリと変わる瞬間に鳥肌が立つ。初見とみられるお客さんが多いぶん、アウェイな雰囲気を完全に自分のものにしていた。「これが笹口騒音ハーモニカだ!」となぜか何様って感じなくらいに誇らしいライブだった。『東京駅』のグッと聞き入れさせる緊張感と、中盤の盛ってる猫の声を発する脱力感とのギャップが見事。「映画のみなさんも、盛ってるんでしょう?」と言っていた。

そして新曲の『New war(in the new war)』を初披露。この日、イベント限定の大森靖子×笹口騒音ハーモニカの2曲入りスプリットCDが配布され、そこに収録されている。「ひどい曲ができた(笑)」と、先日下北沢で会ったときに言っていた。「社会派の歌をうたうと反応がいい」とのことで、自称・社会派の歌を。
新しい時代の戦争はインターネットであり、指一本のボタンで人を死に追いやり、気持ちを逆撫でし、事件を起こさせる。
「いいか?俺の大事な人に指一本触れてみろ。お前の脳髄引っぱりだして神経一本一本ピンセット的な物でむしむしむしむしむしってやる。いいか?俺の大切な家族に指一本触れてみろ。お前の頭かち割って、脳みそアイスピックで、アイスピックのようなもので、めためためためためった刺しにしてやる」
愛ゆえに殺意が芽生えることが歌われている。単なる社会派ではなく、物凄く個人の、ちっぽけな視点を拾っているのがいい。この部分はある意味、ラブソングの要素だ。ラブだってかなり危ないのだ。
『正常異常』と『SAYONARA BABY BLUE』の連続技はもはや鉄板。快感だった。イベント後、モデル・女優の青柳文子さんがツイッターに「加瀬亮にしか見えなかった」といったことを書いていたけど、『SAYONARA BABY BLUE』はたしかにしょうゆ顔の曲だ。一方、『もはや平和ではない』はソース顔。どちらも行き来できる笹口騒音ハーモニカのライブ、今までで一番グッと胸に迫るものがあった。

そういえばこの日、水嶋ヒロが来ていた。2人も来ていた。
それを誰かが「水嶋ヒロが来ていた」とツイートしたことで、多くの人が勘違いしそうな出来事になった。画像(先日の渋谷シネクイント。撮影は友人の野口さん)を見るとたくさんの人がガッカリするかも知れないが、「水嶋ヒロがいた」という言葉は否定できない。それほど、影響力のある存在でもあった。そういうことか。知能犯としか思えない。「水嶋ヒロが最前列にいた」という情報だけで、物凄いイベントにも感じられるのだから。
二人は最近知り合った"二代目水嶋ヒロ"骨折くんと"三代目水嶋ヒロ"アナビーくん。友人のボイくんから紹介してもらった。ボイくんの家で骨折くんが出演している作品を観た。彼は『スカイフィッシュの捕まえ方』やひきこもりミュージシャン・ノリアキのプロデュースを手がけている古屋雄作監督のテレビ番組『神話戦士ギガデウス』にヒーロー役で出演している。水嶋ヒロ以外にも俳優としても活動している人だ。一方、アナビーくんは謎に包んでいたほうがいいのだろう。彼は堂々としている。
このあたりの方々は、得体の知れないものを持っている。自分の嗅覚を信用する。文芸フリマで『木村○哉のあえき声CD』という、キム○クがハァハァと言っている声だけを抜き取り、あたかもあえいでいるかのようなCDを出品したらしい。この発想はなかった。自分の霊能者パフォーマンスに近い感覚がある。いつか、水嶋ヒロたちとは一緒に何か作りたいと思っております。
ニコニコ動画【AR(拡張現実)で水嶋ヒロになってみた】
実際、ツイッター上で「水嶋ヒロが笹口さんを…!」という風になったのだから、この現象もあながち嘘ではありません。

笹口騒音ハーモニカ【New war(in the new war)】2011/11/29 阿佐ヶ谷LOFT

2 件のコメント:

  1. シネクイントで水嶋ヒロさんを見て(その時はそれが水嶋ヒロだということも気づかなかったのですが)、
    「あの人なんだろう。なんかの信者とかなのかな…」
    と不審に思っていたので、謎が解けてよかったです…w

    映画楽しみにしてます!

    返信削除
  2. ありまさま

    ベースメントバーでは話しかけてくださって、ありがとうございます!
    「なんかの信者」ってのがすごくいいです。たしかに、なにかの信者のような雰囲気ですね。頑張ってもなかなか醸し出せない、独特なオーラです。
    どちらもとても優しい青年です。

    返信削除