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2011年11月3日木曜日

MAHOΩ@池袋ミュージック・オルグ

『音楽前夜社本公演Vol.8』にMAHOΩが出演。

場所は池袋のミュージック・オルグ。すでにぎゅうぎゅう詰めのライブハウスに、MAHOΩの出番となるとますます人が増える。もはやステージと見境がないくらいに人がいっぱいになったオルグ。今のところMAHOΩは全公演がソールドアウトです。2回目だけど。ミラーボールが回り始め、無数の光に照らされながらライブはスタートした。
女性メンバー全員が「アイネ・アイネ・アーイ」と合唱をし、『MAHOΩのShow』が始まる。そのままアユがドラムを叩き続け、『しかけの恋』へ。じゅんじゅんがくねくねと身体を動かし、しかけられていく。中盤のMAXとの掛け合い、マイクの位置を入れ替わる振り付けがやっぱりいい。踊るスペースは大丈夫かと思いきや、意外に伸び伸びと踊っているように思えた。二人の手が顔面にぶち当たっても、それはそれで幸せな人もいるかも知れないが。

MCではじゅんじゅんが「ぼんそわー」と突然フランス語で話し始め、会場には戸惑いまじりの笑いが。前回の透明雑誌との対バン同様、対バン相手に外国人がいればその国に合わせた言語で喋ることになっているのだろうか。今回も対バン相手にはフランス人がいて、もはやその人のためだけにやっているようなものだ。
じゅんじゅんのフランス語が終われば、隣でMAXが通訳をする。
「MAHOΩのショーへようこそ。私たちは皆さんと共演できて嬉しいです。今日は皆さんにマホーをかけようと思います。次の曲は『mahOtokiO』です。ayUtokiOが作りました。ayUtokiOは11月6日、三鷹のおんがくのじかんでライブがありますので、ぜひお越しください」
アユがドラムセットから起立し、「よろしくお願いしまーす」と礼儀正しく挨拶する。その普通っぽさに笑いが起きる。

『mahOtokiO』は前回のライブと違い、コーラスから始まる。じゅんじゅんとMAXが両手を上げるオープニングが元気いっぱいでなんか可愛い。はるかと森川あづさによる「スィーーン」と神聖にも高貴にも聴こえるキーボード2台のハーモニーが美しく、アユとキムとナナエの頼もしい土台で優雅に踊っている。この曲は振り付けはないが、聴いていると心の中のおっさんが30人くらい一斉に踊り始める。おっさんじゃなくてもいいが。

またまたフランス語のMCが。「コウエンジ」「オトメシ」といったばりばり日本語のキーワードが含まれており、次回ライブの告知が翻訳される。
「ところで、お客様の中でフランス語を話せる方はいますか?…まずい、耳を閉じてください」
次は『Splash!』。女の子の生理をロマンチックな表現で歌った曲は、「月の満ち欠け~」から始まる演奏の盛り上がりが気持ちいい。終わると、じゅんじゅんによる朗読が。

「ひとつだけ掟を破って、少しだけ心を打ち明けるなら、あなたにかけた魔法はとても強いの。目を閉じればすべて忘れるわ。
言葉も心も全部。私はここを発つ。
本当は月へと向かう絨毯なんてないから、あの絵を見てボートを描いた。
大丈夫。
解けない魔法も、届かない手紙もない。
すべて、スリー・トゥー・ワン。
行き先も温もりも、全部。
もし、私にこの星を抜け出す勇気がなかったら、飽きるまで、あなたのそばにいさせて。
目を閉じて、夢でまたあいましょう。
スリー・トゥー・ワン」

穏やかに語り、ベースがドラマチックに音で彩る。そしてそのまま『未知語/未知絵』に入り、まさに未知な絵の中に放り込まれる。行き先は『Splash!』の満ち欠けた月なのかも知れないし、近所のタバコ屋なのかも知れない。そして、どこか懐かしい。
余韻に浸る間もなく、『僕らに愛を』へ。じゅんじゅんとMAXの踊りが炸裂し、見ていると思わず顔がほころぶ。2番に差し迫るとき、「うあーい!」と客席から歓声が。 ほんと、うあーい!って感じだ。演奏が終わると「かわいいっ!」という声が。

「次で最後の曲、『CinemahoΩ』です。ご来場ありがとうございました。また会う日まで、おやすみなさい」
またもフランス語と翻訳で最後の曲が告げられ、「おやすみなさい」に納得。たしかにMAHOΩは寝る前の音楽にもってこいだ。快眠し、昨日あった楽しいことも悲しいことも全部忘れさせてくれそうだ。あらゆる夜景を飛び越えていくような、デデデデと突き進むベース、シャンシャン鳴らされるドラム。最後は滲んだギターの音色とタンバリンが鳴らされ、ドリーミーなコーラス、そして朝の到来を告げるようなピアノが可愛くなり、エピローグが何度も繰り返されるかのよう。
「M、A、H、O、マホー。めるしー」
やっぱり最後はフランス語で終了しました。

たった2回目のライブにして、歓迎されている感がある。メンバー全員に共通する柔和な雰囲気が入り口を広げていくようでした。たった25分間のライブでも、朗読からダンスまで、その世界観が堪能できる。
この日、撮影をしたけど調子が悪くて途中からビデオカメラを降ろし、イスに置いた。すると、隣にいたお客さんのスネ毛ばかりがずっと撮れてしまっていた。さすがにスネ毛映像をアップするわけにはいかない。
いつかは大きなステージで、たくさんのライトを浴びたMAHOΩの姿が見たいものです。そちらのほうが似合うと思う。

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