たけうちんぐ最新情報


⬛︎ たけうちんぐと申します。ライターと映像作家をやっております。 プロフィールはこちらをご覧ください。
⬛︎ 文章・撮影などのご依頼・ご相談はこちらのメールアドレスまでお気軽にお問合せください。takeuching0912@gmail.com
⬛︎ YouTubeチャンネルはこちら→たけうちんぐチャンネル/Twitterアカウントはこちら→

2010年12月28日火曜日

シャムキャッツ@下北沢440

年の瀬にシャムキャッツ。彼らの自主企画『PEACH BOYS』が下北沢440で行なわれました。詳しくはWEBフリーペーパー『メランコフ』の『たけうちんぐライブレポッポ』に書かせていただいております。
http://www.melankov.com/11winter/

シャムキャッツはどことなく脱力感のある雰囲気を醸し出しているメンバーたちだけど、ふとしたときにガツンとロックンロールバンドになる瞬間がたまらない。この日も、『落ち着かないのさ』を演奏しながらも全然落ち着いていない様子のボーカル・夏目知幸の姿があった。夏目と呼吸ぴったりにギターを奏でる菅原、後ろで真剣な眼差しでドラムを叩く藤村、みんなを時折ほんわかした笑顔で眺めている大塚。この構図がホッともキュンともグッともこさせるわけだ。

『忘れていたのさ』は、決して忘れたくない演奏だった。曲に入る前の夏目の長い語りも、年の瀬を感じさせる寂しさがあった。

「この機会に色々と思い出してみます。大掃除なんかをして、今年初めに別れた彼女の手紙が出てくる。メリークリスマス、と真剣に言った試しがない。ないな…あるのか…どういう気持ちで言ったらいいんだろう。楽しめればいいんじゃない?ああ、そうだね。その通りだね。メリークリスマス。お酒を飲んで、ちょっとおいしい飲み物を飲んだり、おしゃれをしたいね。お金がほしいね、バイトしなきゃね。バイトしすぎるとストレスばっか溜まって…でもしなきゃね」
思いつくままに言葉を並べている。飾り気のない季節への感覚が自問自答のように語られ、ギターも静かに奏でられ、冬を彩っている様子だ。
「タバコを吸い、声をからし、いつも歌う。着地点はないまま。このままいくんだろうね。俺は風に吹かれていく。胸がかぶれる。俺は風に吹かれて、胸がかぶれるぜ。ベイベー、聞こえるかい?聞こえてほしいけどね」
このあたりから「そろそろ…いいかな?」とメンバーに曲を始めるタイミングを問い、笑いが。「そ、」「そ、」「そ、」とメンバーが歌い、全員の「そ、」の息が合って「そーだよー」と歌いだすシーンはこの日のハイライト。
『渚』『アメリカ』の疾走感も、残り少ない今年を突っ走る勢いがかっこいい。やっぱり『アメリカ』は一回のライブに一度は聴かなきゃ帰れない。「すがわらー!」は会場にいる人全員で言いたいところです。

アンコールは『くらげとかもめ』。菅原のジャカジャーンと鳴らされるギターが気持ちいい。誰もが急ぎ足になって帰路につく日々、立ち止まって足元を確認したり、振り返ってみたり。そんな年末にぴったりなライブだった。
シャムキャッツはもっと知られるべき、売れるべきバンド。 まだまだ世間が知ってないだけ、というのはずっと思います。

シャムキャッツ【忘れていたのさ】2010/12/28 下北沢440

シャムキャッツ【くらげとかもめ】2010/12/28 下北沢440

0 件のコメント:

コメントを投稿