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2009年6月29日月曜日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破


以下、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観ているときの竹内の心の声です。(ネタバレは一切ありません)

映倫。このロゴの感じ、ああついにエヴァ。エヴァ。エヴァァァアアアアアアアアアア何このスタジオカラーのロゴの音、もう庵野サンったらっ!少年なんだからっ!!
ん?ああ、んん?
エヴァ?これ、エヴァ?なにこれきゃああああ使徒キモいすげえぇええ戦闘場所めっちゃかっこええええ!!!加持さんもひたすらかっこえええええ
ひえええええぇ!!!
ぎょよよおおおおおおおおお
弐号機ぃいい!!登場!!かっっっっっこよすぎやろ!!この声はアスカっ!アスカひぇええええ強ぇえええええ
アスカ部屋着かわいい!!アスカひさしぶりだよアスカ相変わらず自意識過剰と自尊心の拡大やぁ!!エロいし!寝るとき恰好エロいし!!シンジちくしょうこのやろーてめーうらやましーでもシンジいいやつすぎるぜやっぱがんばれーーー!!!
アスカやっぱ病んでるしぃーーーー



てか、レイ…レイ、そんなこと言う子だった?
めっちゃかわえええええええええ!!!!
レイかわいすぎるよレイ。なんなの。君なんなの。みそしるになりたいよ。ゲンドウうらやましいよレイ。クラスメイト全員がうらやましいよレイ
使徒キモぃいいいいい!!!!
こえーーーーーーーーーーーーーーーー
なにこのデザイン。怪獣でも猛獣でも怪物でも何でもないよこええよ。現代アートみたい。色使いとか斬新通り越して幻覚症状みたいなキィチガイみたいなデザインこええよーーーーーー
戦闘シーンなにこれ
かっこよすぎやろこれ。この音楽何よ?オーケストラっていうの?壮大すぎるっていうの?もうなんかエヴァンゲリオンいつのまにか凄すぎることになってるよ
始まって1時間でもう鳥肌やべえよ。血の量すげえよ。血のディープインパクト?血のA.I.?これテレビとかで流していいレベル?



マリのパンツ見えなかったよマリ
ていうかマリすげえアゲアゲじゃん!!うわ、じゃんなんて言っちゃったじゃん!!でもマリも頻繁にじゃんって言うじゃん!!ぎゃああああこいつかなりテンションたけーーーーー俺もたけーーーーーうち
ミサトさんの酔っ払った姿かわいすぐる
あっ
あああっ
アアアアアアアスカァァアアアアア
アスカっアスカがっ…アスカがっ…えええええええ
ええぇぇぇええこの演出なにこれこええええ!!!!!アスカぁぁあああああああ!!かわいそう…てめーなにしやがるんだこいつぅぅうう
演出こえええええ
もう血!!血!!
血まみれ映画!!内蔵ぐっしゃーー!!血ぃーーーー!!思えばこれほど血の量がハンパない映画は初めてじゃないかな。
アスカ…残酷すぎるよこの映画。



シンジ、気持ち分かるようん。つらいよね。大人なんか全員死ねって感じだよね。シンジはよくがんばっているよ僕にはわかるよ
ええぇぇぇーーーーーーーーー
カヲルくん何言ってんのーーーーーードキドキしてくるキャアアアアアアアアアアアアあっこの使徒
やばいやばいやばいやばいもうダメだネルフ
えっ
ちょ、ちょ
なにこの展開。設定。こっこれはもう…破壊しまくりですやん!!!エヴァンゲリオン狂いはじめた!!物語が狂いはじめた!!「次第に壊れていく碇シンジの物語」と予告でミサトさんがナレーションしていた通り、
破?
いや、いやいやいやいやいやいやいや
最後…そうか、破とは、そういう意味か。そうかそういうことか、て、て、えええぇぇえええええええええぇぇぇぇええええ
なにまたこの演出!!!!!?
これなんて純愛映画!!!!!!????
ぴっピュア…なんてピュアな…でもえらいことなっているよ世界が。リツコさん解説乙。冬月さんも乙。というか加持さん、冬月、ゲンドウ、リツコさん、ミサトさん…っていう風にもはやリレー解説乙
何この衝撃的な終わり方
宇多田の歌だうただだだだ…うただだだだ…完全にたけうちフリーズエラーパターン青 



ご覧の通り、半券4枚。すなわち、この土日で4回観てしまいました。遊園地の乗り物のようです。「また乗りたい!」と思い、劇場を出たらすぐにチケット売り場へ。
映画館で映画を観た最大回数は4回。4度劇場に足を運んだ『マグノリア』『ファイトクラブ』『愛のむきだし』に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』は並んでしまいました。そして今週中にまた観るでしょう。記録を更新してしまいます。

いや、凄いですよ。この映画、めちゃくちゃ凄かったですよ。
えっ?なんでそんなにみんな興奮してないの?僕がおかしいの?イタイの?って正直焦っています。あっ、やっぱり興奮してますか?ですよね。あー、よかったよかった。という感じで正直ドキドキしています。
正直『序』がそれほどだったので、今回の『破』も、まあまあまあまあ、という気持ちでもありました。と言いつつも公開初日前夜はドキドキして眠れませんでした。

1度目の鑑賞は初日初回。
近所に住む松井君と健太に挟まれての鑑賞。同じ列に偶然、映画学校のトガシ君が。たぶん探せば知り合いが何人もいたと思う。上映後、拍手が巻き起こる。舞台挨拶でも何でもないのに。
劇場を出ていくときに中学生らしき少年が「これ観て泣かないとかありえないぜ!」みたいなことを言っていた。劇場通路で前を歩くおっちゃんが誰かにメールを送るその画面が見えてしまった。
そこには『エヴァ、凄すぎでした』と書かれていた。

2度目の鑑賞はその夜。
興奮はまったく醒めていなかった。まるで初めて観る人のような目だった。やばいよ。戦闘シーンかっこよすぎて、僕の目の瞳孔が開き切りそう。瞬きがもったいない。何度も繰り返して観たい。好きなバンドのライブ映像のようなかっこよさがこの映画にはある。
やっぱり後半のマリの闘いがすごい。マリ、完全に狂ってる。

3度目の鑑賞は今日の昼。
また上映後に拍手が起こる。上映が終わってすぐこれほどまでガヤガヤと観客が騒ぎ始める映画は他にない。10年以上前に社会現象を起こしたこのアニメ、10年後、この映画で再度社会現象が起きるに違いない。こんなの中学生の頃に観たら人生狂わせられる。
実際、中学生の頃に旧劇場版を観た僕は人生を狂わされている。いい意味でも、わるい意味でも。いややっぱ、いい意味でか。エヴァを通じて知り合いも増えたし。

4度目の鑑賞はレイトショーでつい先ほど。
恐ろしいのは、観終わってまた「明日観たい」と思ってしまうこと。これは一体なんだろうか。とにかくまた観たいシーンがある。最初、中盤、最後にある。かっこいいんです。めちゃくちゃかっこいいんです。映画として完成度とか、謎の解析とか、辻褄合わせとか、キャラクター萌えとか、どうでもいいんです。パンフレットも買ってません。とにかく、かっこいいものを観たいんです。
音楽と映像。もうほんとこれだけでお腹がいっぱいです。
そして物凄くサービス精神旺盛な超エンターテイメント映画です。従来のファンも喜び、新しいファンにも優しい。綾波レイ好きにはたまらない。でもアスカ好きにはどうなんやろうか…

やっぱりマリの暴れっぷりがすごく好きです。
詳しくは書きませんが、あそこで流れる音楽といい、残酷描写といい、狂気じみたマリの表情といい、僕のツボを完全に刺激しています。あそこからの展開、もう予想以上であり期待以上。誰も予想できるはずのない世界が描かれていました。
中学生の頃から僕の好きだったエヴァの要素もしっかりと描かれていました。
人と人とは分かり合えない。エヴァはよく手が映るんです。手で登場人物の感情を表現したり、共感を覚えさせたりするんです。そこがすごく好きで。
手って他人と最も触れ合いやすい体の部分。
手が誰かを抱きしめ、手が誰かを撫で、手が誰かと約束し、手が誰かを刺し、手が誰かを傷つける。
『だからみんな死んでしまえばいいのに』というのが旧劇場版のポスターに書かれていたこと。僕も若干本気でそんなことを思っていた中学生当時、エヴァは僕の心にスッと入り込む物語でした。でも、誰かと繋がり合いたい気持ちがこの物語にはありました。希望と絶望が常に入り乱れている。傷つけ合うことでお互いの距離をはかる。ヤマアラシのジレンマ。あの子の処世術。
エヴァは思春期の僕のバイブルでした。

当初はオタクだけが好むような単なるロボットアニメだと思っていたし、なんかやたらとおっぱいを強調している女の子のキャラクターを見て、「うわ、これ好きになったらもう人間としておしまいやな」というくらいまで思っていました。
でも、美術の時間に代わりに絵を描いてあげたことで仲良くなった不良の子のバスケ部の友達が、バイク乗ったりタバコ吸っているような子らが、
「エヴァめっちゃおもろいで!マンガ貸したるわ!」
と言い、オタクのためのアニメではないことが分かりました。そしてマンガを借りました。そこには、綾波レイというキャラクターがおっぱい丸出しで、その上に碇シンジという男の子が乗っかり、思いっきりおっぱいを鷲掴みしていました。

中学2年の僕が見た、美しく描かれた綾波レイというキャラクターのおっぱい。
おっぱい。おっぱい。おっぱい。そしてアニメ版でのアスカのおっぱい。おっぱい。おっぱい。また、ミサトと加持のベッドシーン。喘ぎ声が何十秒間も続くシーン。セックス。セックス。セックス。
そう、エヴァは性の目覚めを提供する作品でもありました。まったく同じ体験をした男子はめちゃくちゃ多いはずです。みんななかなか正直に言ってくれませんが、レイかアスカかミサトで絶対1回は射精してるんじゃないかと思います。
旧劇場版のオープニングで、シンジが精神的にいかれてしまったアスカの裸を見てオナニーして射精し、手に付いた精液を見て「最低だ、オレって」と呟くシーンがありますが、「これオレや…」とドキッとした男子は確実にいると思います。製作陣も若干それを狙ってあのシーンをつけたのではないかと勝手に思っています。

にしても今回の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』。
テンションが異常。ひょっとして賛否両論かも知れないけど、僕としてはマリというキャラクターはおもしろかった。今までのエヴァには決していない、突き抜けた明るさのある女の子。こういう単純な思考回路で闘うシーンが見たかった。ひょっとして次回作で何かしらの謎が明かされるかも知れないけど…。

まさかエヴァで泣くとは思わなかった。
まるでこれは『愛のむきだし』。純愛映画みたいな印象。いや、愛には違いないが、恋なのか、はたまた友情なのか。
明らかに碇シンジは旧作とは違う方向へ気持ちが進んでいく。そうじゃないと、ストーリーを新しく構築する意味がない。庵野秀明監督の考え方が10年以上前とは変わったのでは、とやっぱり勝手に推測しちゃいますが、でもやっぱりそうなんじゃないかなと思います。

登場人物の性格はまったく変わってないけど、考え方は変わる。これは僕自身にも言えることやなあ。

アスカ「そっか、私、笑えるんだ」
シンジ「僕はもう、誰とも笑いません」
マリ「そうやっていじけたって、何も楽しいことないよ」

これらの宣伝ポスターに書かれていたセリフもすごくいいタイミングで出てきたなあと。今回、セリフがいちいちグッときました。加持の、
「大人はズルイくらいがちょうどいいんだ」
なんて、いつかボソっと呟きたいです。僕が言っても全然グッとこないでしょう。という風に、早く色んな人とエヴァのことを語り合いたい。変なタイミングでセリフを言って笑い合いたい。今回の綾波レイがいかにかわいいかを言い合いたい。

ほんまにレイかわいかったなぁ…
そうくるか、と思いました。
2次元のキャラクターに没頭するなんてちょっと恥ずかしいけど、レイは市民権を得ているかな。『序』公開の頃にローリングストーン誌に付いていたレイのポスター、ずっと部屋に飾っています。いや、やっぱり恥ずかしくないな。
世界に誇る日本最高峰のアニメ、ヱヴァンゲリヲンのキャラクターなんですから。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』は笑え、興奮でき、泣け、最後はワケわからないけど楽しめる、ステキな映画でした。

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