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2008年8月22日金曜日

地元のヒーロー

僕の育った故郷の町、明石。
街とも呼べず、村はひどすぎる、町がちょうど良い呼び名であるその明石には、
天文科学館という施設がある。
東経135度子午線上に建っているため、
日本の標準時刻を表す時計塔が明石の町を見下ろしている。
天文科学館ではプラネタリウムを楽しむことができ、
世界一大きな吊り橋とされる明石海峡大橋と共に、
明石人にとっての大きなアイデンティティとなっている。 
ある日、天文科学館の中を久々に入ってみると、
明石海峡大橋に匹敵する大きな存在があった。

それが、これである。



"軌道戦隊シゴセンジャー"と呼ばれる悪と戦う正義のヒーロー戦隊。
どうやら、このヒーローが明石を守っているらしい。




まず気になる点は、
2人しかいないというところである。

一般的に"戦隊ヒーロー"と呼ばれる語尾に"ジャー"がつくものは、
だいたい5人はいるだろう。
それに比べるとストイックな戦隊であることがわかる。
ネット上で調べてみたところ、
実際のところは十二支にちなんで12体もいるらしい。
「他の10体は世界中で悪と戦っている」
とあるが、どう考えても言い訳だ。




"135E"という文字が左脇あたりに書かれている。
明らかに東経135度子午線上を表している。
こういったところで他のヒーローとの差別化を図っているのだろう。
これがなければシゴセンジャーたちはアイデンティティを失い、
一体誰なのか証明できないので町を歩くと職務質問されるだろう。

そして、どうしても無視できない存在がある。




"軌道戦隊シゴセンジャー"と書かれたところに立っているので
「一員か」という解釈をしてしまいそうだったが、危ない。
この人物こそが、シゴセンジャーと戦う"悪"。
その名も"ブラック星博士"だ。



このスイッチ群にどのような機能があるのかが気になる。
というのも、解説資料を読むとブラック星博士の攻撃内容が、
"時間を狂わせる"としか書かれていないからである。
そしてこの造形は明らかに『スターウォーズ』のダースベイダーを意識しているが、
それと比べると明らかに別のベクトルで不気味さが漂っている。



そもそも、ブラック星博士はなぜか顔が生身なのである。

そこにサングラスをかけただけの状態なので、
子どもたちにとって
"サングラスをかけた大人はみんな悪" 
という意識を芽生えさせる恐れもある。
そうなると、タモリも井上陽水もスティービー・ワンダーも、
みんな悪だ。
もっと言えば、タモリも井上陽水もスティービー・ワンダーも、
みんなブラック星博士になれる可能性があるのだ。




博士のポーズは一体どのような経緯で、
両手を上げることになったのだろうか。
"ブラック星"でありながら、
顔にはめている星が明らかに紫色であるのが気になって仕方ない。

また、このヒーローは明石で行われる多くの催しに参加しているようである。
ネット上で調べるとたくさんの写真が出てくるが、
あるイベントの写真が気になった。

それが、この写真である。




"のじぎく兵庫国体"のイメージキャラクター"はばタン"との
共同イベントのようであるが、
はばタンがシゴセンジャーたちよりも遥かに巨大であり、
彼らの存在を凌駕している。
ある意味、はばタンが敵と見なされてもおかしくはないデカさだ。
写真を見ての通り、
シゴセンジャーのブルーの方が
タモリのようなマイクフォローを担当しているようだが、




マイクを近づけすぎである。
近づけているというよりも、
マイクを口の中に突っ込んでいるとしか思えない。
シゴセンジャーたちは無表情であるぶん、
その悪意を全く見せていないのが恐ろしいことである。

また、シゴセンジャーは沢山のグッズ化がされ、
ペーパークラフトというものがあったので
なぜか買ってしまった。




見事なまでに製作を途中であきらめてしまった。
考えてみると、
それほど作る意欲を湧きたてず、
作ったところで誰に見せればいいのか分からないものであった。
どうして買ってしまったのか、悔やんだ。

だから、こうする。





平和のためのベッド・イン。

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