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2006年10月27日金曜日

ミドリ@十三ファンダンゴ

4ヶ月前の不穏なライブ以来、久々の十三ファンダンゴでのミドリのライブ。
少し前に新世界cocoroomまでチッツのライブを観に行ったとき、この日のライブに行くことを勤務中の後藤まりこに告げると、恥ずかしそうに「これ、あげるわ」とチョコをくれた。今年のバレンタインデーに水を吹きかけられたことがこれでチャラになったと思えるくらい、正しいバレンタインを蘇らせてくれた。こっちの勝手な話だが。

いつもは後藤まりこのパフォーマンスばかりが目に行きがちだが、今回はハジメの動きに気をとられた。キーボードを手放し、客席に突っ込んできた。あまりキーボード奏者でこれほどまで暴れる人は見たことがないので驚いた。ベースは昨日に引き続き、HOSOMEの桑野嘉文がサポートベース。少し劒にも近い、大人のおもちゃみたいな動きをしていた。
後藤はスピーカーの上によじ登り、『あんたは誰や』で感情をぶちまける。

「馴れ合いで音楽やってる奴は死ね!!
馴れ合いで音楽やってるんやったらやめろボケ!!
"なんでベースの人抜けたんですか"とか笑って聞いてきた奴うるさいねん!
こっちにも色々あるんじゃ!笑って聞くなボケ!
あとそいつの横にいた女2人も死ね!
"そんなん聞いたらあかんでー"とか笑うなボケ!
あとXXXXXXXXXとかいう名前のバンドも死ね!!
こうゆうところでしか言われんから言うわ!!」

またも、ステージという身分を存分に発揮し、言いたいことをぶちまけていく。やっぱり、この人の存在感には誰もがかなわない。ライブ後の会話を困らせるくらいに場の空気を自分色に濁し、汚し、美しくも儚く消えていく。特別な場所に変えていくその力量は、観るものを圧巻させる。
「あの子はこう言った 生きてくのがもう嫌だ 私はこう言った わけがわからん愛してる」
「何度も!何度も何度もそう言った!」
昨日のスタークラブでも披露したサンバ調の新曲、鬼気迫っていた。共依存関係の男女の会話とも受け取れる歌詞。それを自分の物語ではなく、ライブハウスに来ている誰かの物語にも注入する魅力がある。
お客さんの肩と肩をつたって歩き、テーブルまで辿り着く。その上にあったオレンジジュースをゴクッとひと飲みし、ステージに帰っていく。完全にお客さんの飲み物だけど。

最後はスピーカーの上から客席にダイブする。いつも命知らずのライブが約束されている。この人、いつかライブ中に死なないんじゃないかと不安にもなる。
お客さんに支えられながら着地すると、やしきたかじんのように一人だけ一目散に帰っていく。男性メンバー3人が演奏を終わらせ、ミドリのライブが終了。

対バンのブリーチのライブも昨日に引き続き、かっこよかった。沖縄出身のスリーピースバンド。女性とは思えぬ男気あふれる演奏、だけどどこか乙女チック。こってりとした雰囲気、スイッチの入り方が気持ちいい。どこか後藤まりこと馬が合いそうな雰囲気だった。

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