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2005年9月14日水曜日

チッツ@心斎橋PIPE69

チッツのライブを観に心斎橋PIPE69へ。

最近は毎度、ここでライブだ。相変わらずこのライブハウスの建物の前には黒人が定位置に立っており、ドラクエかと思う。コマンドで"話す"をしても何かを売りつけてくるかも知れないし、お店につれて行かれるかも知れない。一寸先は恐怖だ。
友人の中野君と待ち合わせして入るが、なんとまあ、お客さんは僕ら二人。そして結局、帰る頃までも一人しか増えなくて、なんとまあ、ステージにいる人数よりも少ない客席。こっちがライブしてもおかしくはない状況だ。広々と感じ、ここでサッカーでもできそうだと思った。

そしてチッツの出番が来る。
またもやローラーシューズを履いて登場するボーカル・ひっしーだが、今回は失敗のようだ。ふらふらと足がもつれ、倒れそう。1曲目の『どろろ』のイントロがその分長くなり、ステージに辿り着いた頃には1分ほど経ってしまっている。
ギター・向きよしが客席フロアを縦横無尽に駆け走る。これはチッツのライブでは当たり前。ステージとフロアの境目は無いのだ。
『あほぼんめが』の後半に鳥肌が立つ。スピードアップした演奏がそのままクライマックスへ向かい、「誰かを殺してやりたいよ」と狂気満々のひっしーの歌詞もビンビン刺激を与えてくる。『メタルディスコ』はいつ聴いても"最終兵器"という言葉が似合うゾクゾク感を強要。
ひっしーは客席フロアのど真ん中まで来て、歌う。というか叫ぶ。またもや脱ぎ始めるが、この日は全裸までには到達しなかった。

最後は『嫌われた』で終わる。お客さんがいなかったせいか、かなりアバンギャルドさが強調されたライブだったように思えた。というより、がむしゃら、なんでもあり、という感覚だ。三人相手のライブというのはどういう心境なんだろう。向きよしがフロアを駆け走るのには大賛成。マイクスタンドが常にステージに置かれていないのが良い。相変わらず凄まじいライブだった。
このお客さんの少なさは勿体ない。
どうすればいいのだろうか。

「ピック、黒いから、落としてしまったとき、どこにあるのか分からんかった…」
これが向きよしのライブ後の感想。
あれほど狂ったパフォーマンスをしておきながら、この嘆きには少しばかり噴出してしまった。
チッツの16曲入りCDを買う。10円だ。なんていう値段だ。モルグサイドシネマのベーシストでもあるPIPE69の店長がしっかりとCDを買っていた。好かれているようだ。
音楽を続けて続けて、そっぽ向いていた奴らをいつかギャフンと言わせるようなバンドになってくれ、チッツ。僕も同じ気持ちです。

そして今チッツのCDを聴いている。身近な人間が発する圧倒的なパワーは常に注入しておきたい。

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